雨宮昭一の個人研究室

政治学と歴史学と地域の研究をしている雨宮昭一の備忘録です

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年5月の俳句

退屈なので俳句をつくってしまったので5月にならないがひとまず。追加はあるかもしれない。 噴水のあやつる時や風ひかる 艶けきは深緑こぶし花の後 要らないが急ぐことばかり風光る 「コロナ」あろうとなかろうと糞ころがし 後頭に夏ある真蛸転倒す 柿若葉…

2020年4月の俳句

雪に春ごみのうえからあらせいとう かみあわぬ犬と入れ歯と朧月 はずれにはかならず桜甲斐の村 疎らとはかくもはなやか藪こぶし 若柴の一葉一葉の陽のひかり 聞かなかったことにしてくれ亀が鳴く 何をしに来たか忘れて亀が鳴く 物理学ラボの机の亀が鳴く エ…

「非常事態体制」が促進することについて

コロナウイルス対応は市場経済のみのその意味で“過剰な”グローバル化への市場経済以外の要素への“後戻り”の側面もあるが、歴史の中の、全面にわたる「非常事態体制」と共通するこれまでの課題の強制的、ある意味では暴力的促進を行う側面もあろう。 送られて…

対パンデミック、オーバーシュート「非常事態体制」を

強風なのに桜の花がだんじて散らないのに驚いたりしているが、この数日の新型コロナウイルス感染者の急増にも驚いている。しかも検査が不十分なのでさらに感染者は多いはずである。 それゆえに日本全体としては感染爆発=オーバーシュートを遅らせるためにす…