2021-03-10 2021年3月の俳句―補 3月6日に三つのオンライン研究会に参加して楽しかったが疲労もした。そこでその後1,2日俳句を楽しんだ。 春うらら遠くを見てゐる縄文人 卒業す流れる水の緩やかに 春は曙ねがえるがうらぎらづ 恙なく駄猫駄馬豚児卒業す 白い息あなたの声がよく見える しくらめん怒らぬ人と父はなり 沈丁花新たな雨に香の光り 春夕焼ビルを見ているポメラニアン 母をみる卒業のそのまなざしで はぎれよき啖呵に「たのしいね」少女達磨市 洗練の啖呵の響き達磨市 春の鴨直角にあひ直角にわかれ 以上