雨宮昭一の個人研究室

政治学と歴史学と地域の研究をしている雨宮昭一の備忘録です

いただいた本への短いコメント

 昨年12月30日に年賀状をパソコンで作成した。結構ソフトが簡単に動かず、QAなどを使いながらなんとかできて、予想外に達成感に満たされておどろいた。年末に近くいただいた本へのお礼は毎年年賀状でさせていただいてきた。以下はその一部である。

 大谷基道『東京事務所の政治学勁草書房、2019年。「地方の自立が進めば中央への依存が進む関係とそれをめぐる関係者のきわめて具体的な動向を把握されたよいお仕事」

 矢島光『あし田均と日本外交』吉川弘文館、2019年.。「外交における[戦前と戦後を具体的につないだアクロバティックで、しかし骨太なお仕事」

 村井良太『佐藤栄作中公新書、2019年。 「以下のことと、対象の全肯定とは異なると思いますが、資料などで「何がわかっているか」を実現した貴重なお仕事」

 加藤陽子天皇と軍隊の近代史』勁草書房、2019年。  「小生は、ご本の190頁に関連しますが、統帥権と関連した専門の論理と利益の論理との関連でも問題を考えてきましたが、本書はより広く展開された貴重なお仕事」