2019-11-11 11月の俳句 秋澄みて都市の礫川白々と 大手町都市の紅葉ななかまど 旧石器よりの営み野川湧水 藤袴咲きたりと告ぐ母の墓 あつかんやぐちぐちぐちるやさおとこ なにいってんだかわからんけんど石蕗の花 秋の池かすかに揺らす笹の音 諦念とは明らめること曼殊沙華 行く秋の武蔵野崖線萩一輪 負けた鮭模様をかへて射精する