2018-08-13 8月の俳句 相聞の河鹿の声のくぐもりて 空論と空理の境生業の秋 ちゅーちゅーと原爆の日のドリンクを飲む 合縁と奇縁のあはひ蜻蛉交 渓流に揺るる鬼百合闇香る その先を迷っておりぬ瓜の蔓 揺れやまぬ一木の一葉秋意かな 川は澄み河鹿は鳴けり物な思ひそ 病院を三歩離れて蝉時雨 今月は俳句を考える時間が多かった。