11月26日横浜で天川さんの新著をめぐる「放談会」で報告。ポスト戦後体制ではこれまでの集権、分権などなどの再定義が必要なことなど話す。内容は本にされるとのこと。
単著の再校終わりつつある。改めて各収録作品を見ると、主要なものはいずれも2014年に退職して以後のものであることに気づき驚く。たしかに第一章の協同主義のマッピングは退職前からの懸案で退職後の集中出来る時間で出来たものである。
もう一つ気づいたことは、第一章もふくめていずれも住んでいる地域の人々の関係で発表されたものであることである。詳しいことは「あとがき」に譲るが印象的であった。
しかし本年は報告や出版の苦しいけれど本当に楽しいことに熱中して身体が追いついていないことを反省して今後いい加減にするよう心がけたい。
俳句を記録する。
返り花ひと日この世の花となり
十二月まなこ逸らさぬ大鴉
いにしえもいまもパザール門前の冬
閑かさに芯あるごとく冬の瀑布(たき)