雨宮昭一の個人研究室

政治学と歴史学と地域の研究をしている雨宮昭一の備忘録です

2021年1月の俳句

除夜の鐘太平洋の空の色

しっかりと寒夜は暗き父母の街

歳月は毎秒ご破算去年今年

母の作品として我喜寿の暮

スーパーの角を曲がって新年の来る

勉強からきし独楽最強の児輝きて

オンラインプレゼン中の猫の恋

それぞれの子供躍らす落葉溜まり

竃猫不幸なければ幸のなし

俳句など忘れてしまへリラの冷え

寺裏に布団ほされて数え日                           探梅の人に一声饒舌に

グレン・グールドのバッハのアリア無為となり大晦日

出前人座るや「きつい」と冷えた席

悲しみを子供にも分け春隣

運び来られし晦日そば一食を慈しみ

欅の木まあるく冬の空支え

寡黙寡黙寡黙快速コロナ冬

以上