「協同主義研究の様々な課題と様々な立ち位置ーポスト戦後体制と内外の当事者性、メタ、既成制度」ならびに「「協同主義とポスト戦後システム」再考ー社会的連帯経済、再編福祉国家論、MMT」の『地域総合研究』に載せる予定の二つの研究ノートを仕上げる時間を過ごしたが、その楽しさとしんどさの中でずいぶん俳句を楽しんでしまった。
間氷期かなし二月のコンビニ
リアルとはかくも透明ねこやなぎ
大寒や不幸はなべて自己責任
梅一輪ひらき連山なべて碧
一月の流しの中のねぎの皮
掃除して刺身を置いて子の帰る
へそまがりてふスナック閉じて冬の空
大寒や不幸はなべて他人ゆえ
結局は一人なんだよ福寿草
太古より恋は孤悲なりヒヤシンス
一人ゆえ人いつくしむ寒夕日
梅一輪遵守順応即励行
盛り上がり音なく疾し冬の川
以上