2018-11-15 11月の俳句 11月11日三鷹山本有三記念館への吟行 柊の花の中なる白い闇 母として人として女の一生薮柑子 冬館松の巨木のきっぱりと 冬麗ら抵当流れの館かな 初時雨路傍の石の薄明かり 時雨るるや路傍の石に日を残し 吟行句会の後の座にて 笹鳴きや鳴かず飛ばずの昭和人 われらなほ昭和の男女薮柑子 昭和遠し水虫双六ところてん 平成も昭和も生きてほや食らふ