4月15日日曜日に小金井市のマロンホールで地元小金井市の「雨宮ゼミナール」の方々による拙著『協同主義と戦後システム』有志舎
、の出版記念会がひらかれた。27名参加され、地元の人、若い研究仲間、茨城大学、獨協大学で教えたゼミ生などがそれぞれ10人ずつぐらいで、中身や地域の実情を踏まえた一人一人のお話と議論がなされ、楽しく有意義なあつまりだった。ありがとうございました。その時の私の講演は基準は現地からつくられなければならないこと、たとえば細分化された政治会派にわかれ、、かつ物事を決定しなければならない小金井市のいまは、強い政党とか、二大政党制とかの旧来の、また外からの基準やモデルではとけず、この地域の歴史的社会的政治的現実の中からつくりださなければならない、などを話した。4月25日には違う研究会にでたがキャリア官僚出身の研究者がすぐに組織を作ることをのべるのを聞いて、それは誰も責任をとらず、かつむだなエネルギーとコストを費消させ、人を疲労させることを指摘した。また本日、占領,戦後史研究会ニューズレターに原稿を送った。
4月の俳句
感傷を紡ぐちからや桜貝
世の中はかなり塩味桜餅
四月馬鹿花粉症の大鴉
四月馬鹿猫の長考とどまらず
大朝寝楽観主義に転換し
大花見少し外したサキソフォーン
大花見アジア各語の朗らかに
子の植えし白もくれんの咲き充ちて