石の置きどころ
先月末に少し先輩だが親友である天川晃さんがなくなって喪失感が激しくしばらくぼう然と過ごしたが、依頼された追悼文をやっと今日書き終えた。すこし回復したが本の校正などはまだまだだ。それで空元気を出して絞り出したり吟行で詠んだ俳句を書いておく
空元気で作ったのは
青空の濃淡崩す藤の揺れ
藤棚を抜けて異界の蝶となり
緑風を二つに割りて鹿威し
行きずりの恋も重いぞ八重桜
5月14日殿ヶ谷戸庭園に吟行したおり詠んだのは
つはぶきの庭なり石の置きどころ(つわぶきの花が季語だが)
縄文の人と飲みけり石清水
再開発止めし「通信」夏木立
お粗末でした。